6月5日~6日 神戸別院で第10回 まことの保育セミナーが開かれました。
全国より、22名の園長、副園長、後継者が参加しました。
足利 孝之 先生の「生命尊し」という基調講演の後、分散会で話し合いをすすめました。
まず、現場の状況、日常抱えている問題点などをあげ、まことの保育への取り組みを話しました。

ある園では動物を飼育する事によって生老病死を通して生命の尊さを学んでいましたし、また、ある園では自然をいかし、取って食べられる植物を植えることによって多くの生命の上に私の生命があることに気づかせられ、生かされている生命について学んでいました。

このようなことで、知らず知らずのうちにやさしさが育っていくんですね。
すべての中に生命を見ていく事が大切だと思います!みな同じ生命なんだよね。
本当に体験学習の必要性を感じます。

学級崩壊の問題も出ました。学級崩壊の原因は幼児期の自由保育にあるようです。自由と放任とは違います。
外国では家庭が厳しい、だから自由保育が成り立ちますが日本では、家庭で甘やかされているので難しいのかもしれません。
あたかも、囲いの無いのっぱらに馬を放すようなものです、牧場という囲いの中ではじめて自由が成り立つのです。すなわちルールがあるのです。指導の必要性を感じますし基本的習慣の上に自主性の尊重があると思います。

アメリカの教育学者が言っています、「今までの日本の教育は知識詰め込み方の教育でまったくナンセンス!」
「これでは、創造性・独創性などは生まれてきません」
私もそう思います。そこで、近年、宗教教育が必要であると言われています。
河合 隼雄(国際日本文化研究センター所長)さんが「日本の教育の中で倫理とか宗教とかいうことを何らかの形で取り上げなくてはいけない」とおっしゃっています。

この、混沌とした世の中、何を信じ何を心の依り処としたらよいかわからない時代において、かけがえのない幼児期にこころ豊かに育ってほしいものです。

これからも、どのように子ども達とかかわっていけばいいのか模索しながらまことの保育を実践していきたいと思っています。

                                   副園長






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